センター長ご挨拶

ごあいさつ

2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしや人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される、いわゆる「地域包括ケアシステム」の構築がますます重要となっています。

このような中で、社会医療法人スミヤでは、1998年にスミヤ在宅ケアセンター訪問看護ステーションを開設し、2000年には介護保険制度の実施に伴い、居宅介護支援事業所を設置いたしました。また、2025年には、当センター訪問看護事業部の体制整備を図るため、大幅な人員を増員するなど見直しを行ないました。

現在、超高齢社会の進展により独居高齢者や老老介護、認知症の単身高齢者の増加、また入院期間の短縮化などは地域の介護・医療のさらなる充実が急務となっており、当センターでは、看護の専門性を最大限に活かし、利用者の皆さんがその人らしい暮らしを継続できるよう療養生活を支援するとともに、多様なニーズに柔軟に対応できるよう努め、ご家族の負担や不安を軽減するための介護支援も行なっています。

さらに、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による訪問リハビリテーションを通じて、在宅療養中の方々の機能回復及び自立した生活の実現に向けたリハビリ支援や、生活環境の整備にも取り組んでいます。

今後とも、病気や障害があっても、利用者の皆さんが安心・安全に、その人らしく生活を続けられるよう、多職種との連携を深め、地域社会の福祉向上に貢献してまいりますので、変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和 7年 4月 1日

社会医療法人スミヤ
スミヤ在宅ケアセンター長  寺本  ゆみ

センター長 寺本ゆみ
センター長 寺本ゆみ

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