研究情報の公開(オプトアウト)について

オプトインとは

平成29年2月28日に厚生労働省から新たな倫理規定の指針が公布されました。
通常の臨床研究の場合、文書もしくは口頭で説明・同意(いわゆるインフォームド・コンセント)を取得いたします。このことを「オプトイン」といいます。

オプトアウトとは

臨床研究のうち、身体への侵襲や介入がなく、診療情報や医療情報のみを取り扱う研究や、余った検体のみを用いる研究は、国が定めた指針「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、対象となる全員から個別に、直接同意を得ることはしておりません。研究に関する情報を公開し、さらに拒否の機会を保障しております。このことを「オプトアウト」といいます。

社会医療法人スミヤの取り組み

当法人においてオプトアウトを行っている臨床研究を下記に掲載しています。研究の詳細をお知りになりたい方や研究への協力を希望されない場合は、掲載文書内に記載されている各研究の担当者にご連絡ください。

なお、すべて当法人倫理委員会が審査を行い承認した研究です。また、上記倫理指針を遵守し、対象となるかたのプライバシーや人権に細心の注意を払って実施しています。

臨床研究に関するお知らせ

社会医療法人スミヤ 倫理委員会

当院の野村医師が和歌山県医学研究奨励賞を受賞されました。

1.賞の概要

医学に関する調査・研究等を通じ、本県の地域医療などの保健医療の向上に努め、その功績が顕著な者(団体を含む)に対し、知事が表彰を行いその功績をたたえる事を目的として、昭和45年度に創設。
これまでに個人46名と17団体に対し、表彰を行っています。

2.表彰式

(1)日時 令和3年3月24日(水)15:00~
(2)場所 県庁本館3階 知事室

3.令和2年度受賞者 (個人1名)

(1)氏名 野村 和教(のむら かずのり)
(2)勤務先 社会医療法人スミヤ 角谷整形外科病院
(3)所在地 和歌山県和歌山市吉田337
(4)表彰事項 脊椎内視鏡下手術の手術手技の開発や臨床成績の研究と和歌山県の地域医療の活動
(5)功績内容

野村和教氏は、平成13年に和歌山県立医科大学大学院を修了し、県内外の病院で勤務された後、平成19年に現在の社会医療法人スミヤ角谷整形外科病院に赴任され、県内の地域医療に携わるとともに、医療現場での臨床研究に努められてきました。
その中で脊椎内視鏡下の手術手技の開発やその臨床成績について研究を重ねられ、特に国民的疾患ともいえる腰部脊柱管狭窄症に対する傍正中アプローチは、脊椎内視鏡下手術の従来の困難さを克服する画期的な方法とされており、現在では広く普及されるに至っています。
また、成長期のスポーツ選手における腰部椎間板障害の特徴をCT診断で明らかにするとともに、腰椎椎間板ヘルニアの再発に対し安全なアプローチができる術式の考案など創意工夫に富んだ取り組みをされており、これらの治療法の確立により、多くの脊椎疾患の患者が救われています。
さらに、病院での外来診療においても、多くの患者に慕われるとともに、県内全域からの紹介患者も多く、医学に関する調査・研究とともに、地域医療の向上・発展に貢献されています。

 

吉田院長 令和元年度日本整形外科学会学術賞を受賞

このたび、当院の吉田院長が和歌山県立医科大学教授より多年にわたり、顕著な指導性を発揮し、国際的にも十分に評価し得る研究業績により整形外科学の発展に大いに貢献したことが評価され、「令和元年度日本整形外科学会学術賞」を受賞致しましたことをお知らせ申し上げます。

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