形成外科疾患

形成外科疾患に対する治療法

皮膚、皮下腫瘍、軟部腫瘍

頭頂部から足先まで体表には皮膚、皮下腫瘍が生じます。
当科では診断も兼ねて、手術療法(切除・縫縮術)を行っています。

疾患 麻酔 手術タイプ 手術時間 入院日数 手術費用(入院費を含む) 3割負担の場合
小さな腫瘍
(2~4cm)
局所麻酔 外来手術 約1時間 不要 50,000円 15,000円
軟部腫瘍 全身麻酔 入院手術 約1.5時間 約3日 270,000円 90,000円
  • ※上記内容はあくまでも目安になります。予めご了承下さい。
  • ※入院が不要な場合、手術費用には入院費は含まれません。

瘢痕拘縮(ひきつれ)、ケロイド

傷痕をできるだけ目立たないように治療を行うことは基本ですが、ひきつれが残った場合やケロイドといって赤みのある盛り上がった傷になった場合は治療が困難になる場合があります。

瘢痕拘縮(ひきつれ)
治療法
圧迫療法やテーピングなどを行った後に手術療法も検討しています。
疾患 麻酔 手術タイプ 手術時間 入院日数 手術費用 3割負担の場合
顔面瘢痕拘縮 局所麻酔 外来手術 約1.5時間 不要 150,000円 45,000円
  • ※上記内容はあくまでも目安になります。予めご了承下さい。
ケロイド
治療法
ステロイド局所注射などによってできるだけ保存的に加療しています。

巻爪(まきづめ)

爪の端が弯曲してきて爪の横側の皮膚軟部に当たり痛みが生じてくる病態です。
多くの場合は感染、肉芽を伴っており、当科では主にフェノール法(手術療法)を行っています。

※巻爪の治療については木曜日の形成外科外来にて対応しております。

疾患 麻酔 手術タイプ 手術時間 入院日数 手術費用 3割負担の場合
巻爪(1ヶ所) 局所麻酔 外来手術 約15分 不要 20,000円 6,000円
  • ※上記内容はあくまでも目安になります。予めご了承下さい。
術式

フェノール法
爪の端のくい込んでいる部分を切り取ります。そのままにしておくとまた爪の元となる部分から爪が生えてきてしまうため、フェノールというたんぱく質を腐食する薬で爪の元となる部分をつぶしてしまいます。
爪の幅は少し狭くなりますが、食い込みがなくなり、痛みが軽減されます。

  • ※手術翌日よりシャワー浴が可能です。
  • ※手術当日は脱ぎ履きしやすいスリッパ等でご来院下さい。

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