形成外科

形成外科

手外科、体表面外科、腫瘍外科などは形成外科が担当しています。

当院で主に治療を行っている対象疾患

形成外科とは全身の体表面の外科を扱う科ですが、皮膚だけではなく、骨や腱や神経や血管なども扱います。

したがって、傷ややけどを出来るだけ目立たないように努力し、たとえ傷跡やひきつれが生じたとしても、時期をみてその形成術を行っています。
更に、生まれながらの形態異常(皮膚、骨、腱など)で悩んでおられる患者さんに対しても整容的機能的に軽快するようにその治療に取り組んでいます。

皮膚(皮膚下)のできもの(腫瘍)に対しては、形成外科的縫合法や皮弁法を用いて、できるだけ傷痕が目立たないような手術手技を用いるようにしています。
さらに、診断がつきにくい皮下腫瘍や軟部腫瘍に対しては、MRIやエコーを用いて精査するように努めています。

当科では整形外科病院としての特色から「手指に関する疾患の患者さん」も非常に多く、骨折などの外傷のみならず、スポーツ疾患に対しても治療を行っています。
手は第二の顔と言われるほど整容的にも気になる部位であり、さらにその治療では機能再建も重視しなければなりません。そこで、骨、関節、腱、神経、血管などに対しては顕微鏡や関節鏡等を用いた精密で低侵襲な治療も行っており、腱移植や神経移植、遊離の皮膚軟部移植などの再建手術も可能です。

また、手外科疾患ではリハビリ治療が重要であり、当科では治療計画を立て、作業療法士と連携しながら実施しており、必要に応じて二次的手術も行っています。
術後はもちろんのこと保存的に治療を行っている多くの患者さんもリハビリ治療に通院していただいています。
美容外科、保険適応外診療、レーザー治療は現在行っていませんが、類似疾患で保険治療で対応可能な場合がございますので、受診をお勧めします。
症例内容によっては大学病院や関連病院への紹介も行っています。

START TYPING AND PRESS ENTER TO SEARCH