お薬に関するよくあるご質問
お薬に関していただくご質問などをQ＆A形式でご案内させていただきます。
お薬の袋に「食後に服用」と書いてありました。この場合、具体的にいつ服用したらよいのでしょうか？
「食後」とは、食事をしてから30分以内を指します。
| 起床時 | 起きてすぐ（朝食の前） |
|---|---|
| 食前 | 食事の約30分前の空腹時 |
| 食直前 | 食事をする直前（5～10分前） |
| 食直後 | 食事をした直後 |
| 食後 | 食事のあと30分以内 |
| 食間 | 食後2～3時間後の空腹時 ※「食事中」という意味ではありません |
| 就寝前 | 寝る30分～1時間前 |
| 時間毎 | 指定された時間毎に、食事に関係なく服用 |
| 頓服 | 必要な時（痛い時、発熱時、便秘の時等） |
食事をしなかった場合にはどうしたらよいですか？
空腹時に服用しない方がよい薬もあるため、お問い合わせください。
「頓服（とんぷく）薬」とはどういう意味ですか？
「症状があるときに飲むお薬」という意味です。
お薬を飲み忘れたら、どうしたらよいですか？
基本的には飲み忘れに気付いた時点ですぐに服用しますが、次の服用時間が近い場合は忘れた分は飛ばして次回から正しく服用してください。
※飛ばしたからといって次回2回分飲んではいけません。1回量だけ飲みましょう！
お薬を噛んで服用してもよいですか？
錠剤やカプセル剤の中には、効果を長く持続させたりする為、お薬の外側部分に特別な加工がされているものがあります。そのようなお薬の場合、噛んでしまうとその加工が壊れてしまいますので、医師の指示がある場合以外は噛んだり開けたりしないで、そのまま服用してください。
お薬はどのように保管すればよいですか？
お薬は変質しやすいので、湿気、高温、日光を避けて保管して下さい。
また、お薬の種類によっては冷蔵庫などの冷所で保管しなくてはいけないものもあります。
余ったお薬はどうしたらよいですか？
その時の病気や症状、患者さまの体質に合わせて処方されたお薬ですから、同じような症状だと思われても他人にあげたり、もらったりしないでください。
薬袋に書かれている期間中に服用し、もしもという時のためになどと残った薬をとっておくということはせず、速やかに処分して下さい。
再び身体の具合が悪くなった時はあらたに診察を受けて薬を処方してもらってください。