検査機器・検査内容について
MRI
放射線を使わず、磁気と電波を利用して、あらゆる画像を得ることができます。


軟骨、靭帯、脊髄、血管などが鮮明に画像化できるので、頸や腰の脊椎、頭部、膝や肘などの各関節、内臓などの異常の発見に優れています。
撮影方法
仰向けになって、円筒の中に入っていただきます。
所要時間
30分
費用概算
健康保険適用(3割負担) 8,000円程度
※造影剤使用の場合、別途6,000円程度かかります。
検査を受けられる方へお願い
- マスカラを付けないで下さい。(金属が含まれている可能性がある為)
- 保温性の高い肌着(ヒートテック等)は検査時に脱いでいただきます。
- カラーコンタクト、外せる義歯は外していただきます。
※検査室に持ち込めない物は更衣室鍵付きロッカーに保管していただきます。
検査を受けられない方
- 心臓ペースメーカーを埋め込まれている方。
(MRI対応のペースメーカーでも当院では検査できません) - 人工内耳を埋め込まれている方。
- 神経刺激装置を埋め込まれている方。
- 磁石により機器が異常をきたすものが体内にある方。
検査を受けられない可能性のある方
- 脳動脈瘤のクリップによる治療をしている方。
(手術を受けられた病院に確認して頂きます。) - 手術、治療、事故などで体内に金属が入っている方。
- 刺青を入れている方。
- 妊娠又は妊娠している可能性のある方。
- 閉所恐怖症の方。
- 動かず20分程度寝ていられない方。
CT
最新鋭16列マルチスライスCTを導入。

- 一度に広範囲の検査を行うことができます。
- 最新のX線被ばく低減技術を搭載しています。
- 高精細な16断面の画像データ収集により、任意の角度の断面像や3次元画像での画像評価が可能です。
撮影方法
仰向け ※撮影部位によってはうつ伏せになっていただきます。
所要時間
5分~10分
費用概算
健康保険適用(3割負担) 5,000円程度
検査を受けられる方へお願い
妊娠または妊娠している可能性のある方は必ず職員にお申し出ください。
検査時に以下のものを外していただく場合があります。
ファスナーボタン(金属製)財布メガネ補聴器カイロヘアピンアクセサリーブラジャー(スポーツブラは可)
一般撮影(レントゲン)

骨折の有無・リウマチ・関節の動きや形など、主に骨の状態を調べるために撮影を行います。
撮影方法
立ったままもしくは撮影台で寝た状態。
所要時間
約10分
費用概算
撮影部位や条件によって違いますので、受付にてご確認下さい。
検査を受けられる方へお願い
妊娠または妊娠している可能性のある方は必ず職員にお申し出ください。
検査時に必要に応じて以下のものを外していただきます。
湿布カイロエレキバンヘアピンアクセサリー
X線透視装置(透視検査・トモシンセス・骨塩定量測定)

FPD(Flat Panel Director)を搭載、高画質、低被ばくの検査が可能。
所要時間
検査内容によって異なります。
費用概算
撮影部位や条件によって違いますので、受付にてご確認下さい。
透視検査
連続したX線を用い、リアルタイムに目的部位を観察しながら行う検査で、主に神経根ブロックや関節脱臼の整復、脊髄腔造影検査、嚥下造影検査等を行います。
トモシンセス
FPDにより高解像度の投影画像から再構築するため、従来の断層画像と異なり微細な骨折線や骨梁等も明瞭に観察することができます。
骨塩定量測定
DXA法を用いて、腰椎と大腿骨の2カ所で測定を行います。
【DXA法とは】
2種類のエネルギーのX線を測定部位に当てることにより
骨成分を他の組織と区別して測定する方法です。