多職種協働での取り組み

リハビリテーション科:多職種協働での取り組み

リハビリテーション栄養サポートチーム
(Rehabilitation Nutrition Support Team:RNST)

入院生活において、食が細く思うように食事をとることができなかったり、嚥下障害のために少しずつしか食べることができなかったりと、様々な要因により、リハビリテーションや生活に必要なエネルギーを十分に摂取できなくなる場合があります。

必要エネルギーを摂取することができないと、徐々に筋力や体力、活動量が減少し、フレイル (虚弱)となり要介護状態へと陥ってしまいます。

当院では、医師、看護師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士で「リハビリテーション栄養サポートチーム」を結成し、全ての患者さんに対し、血液検査や筋力、嚥下評価などの栄養アセスメントを行っています。

エネルギー摂取量と消費量の割合を見て、ゼリータイプや粉末タイプの栄養補助食品を勧め、
より良い栄養状態でリハビリを進めていきます。

転倒予防対策事業「チームこけやん」

多職種による転倒予防対策チームを結成し、院内での転倒予防や転倒した事例1例1例をしっかりと分析しデータ化。全職員にフィードバックする体制を取っています。

これにより、再転倒率の軽減などの効果が上がっており、患者さんにより安全な入院生活を送っていただけるよう努力しています。

チームこけやんロゴマーク(吾妻PT作成)

その他

  • 和歌山心臓リハビリテーション研究会の運営
  • 健診:市町村で行われる健診で頸動脈エコーや自律神経機能検査
  • つれもてWAKAYAMA健康体操(和歌山市との共同事業)への参加
  • 失語症患者の社会的支援活動
  • 紀の国会(失語症患者さんの支援)、交流会や日帰り旅行など

発達障害児グループ訓練(SST)

発達障害児たちのグループ訓練を行っています。
個別訓練では達成できない社会的スキルトレーニングを行います。
時折、体力向上のため、公共交通手段を利用して近隣のハイキングコースに行ったりしています。

START TYPING AND PRESS ENTER TO SEARCH